例えば、この数年、急激に患者数が増えているうつ病。うつ病は心の病気のひとつですが、実は感情や考えを司る脳機能に障害が起こる病気です。ストレスが多大にかかることによって脳の神経伝達物質であるセロトニン、ノルアドレナリンが減る、あるいは流れがスムーズにいかなくなることが、そのメカニズムだと言われています。セロトニンは気持ちを安定させ、ノルアドレナリンはやる気を出させる作用がありますから、体だけでなく気持ちの面にも変化が起こるのです。下のような症状が出るのが特徴です。
うつ病のサイン
1 悲しく憂鬱な気分が一日中続く
2 好きなことに興味がわかない。何をしても楽しくない
3 食欲が減ったり増えたりする
4 眠れないまたは眠りすぎる
5 イライラする、怒りっぽくなる
6 疲れやすく、やる気が出ない
7 自分には何の価値もないと思う
8 集中できない、決断できない
9 死にたい、消えてしまいたいと思う
上記の項目のうち1か2を含む5つ以上あてはまる状態が、2週間以上続いていれば、うつ病の可能性があります。すぐに医療機関を受診してください。